北米の多角的建設会社にて、Slice製品を活用

Ledcor社がまず尊重しているのは安全性である。同社の安全コーディネーターであり、Slice®の製品の熱烈な支持者でもあるWesley Williamsは安全性を重要視している。「裂傷によるケガの発生は、業界全体としての問題であり、主に手、腕、脚のケガについて考慮する必要があります。」と指摘し、「請負業者や日雇い労働者は、自分が使用するツール(時には状態のよくないもの)を持ち込んでいて、監督すること自体が難しいが、適切に仕事を行うのに必要なツールであるかを確認するのは、結局安全監督者の責任となるのです。」と述べている。

Williamsは、こうした課題を解決するために、様々な理由からSlice製品が役に立つと考えている。第一に、Slice製品はエルゴノミクス(人間工学)に基づいて設計されているため、しっかりと握ることができ、滑ってケガをしてしまう可能性が低くなる。作業員が新しいツールを使用するにあたって、Williamsは実演を行うことを勧め、「慣れればみんな使ってくれます。」と言う。

作業員が様々な素材を切断する現場では、使用するツールを逐一専用ツールに切り替える時間がないため、汎用性のあるツールであることが重要になる。作業員が最初にSlice製品を見たときは、「みんな驚きましたよ。みんな聞くんです。これでプラスチックを切るんですか?ガムテープも?養生ボードも?って。でもちゃんと切れるんです。大半のものはちゃんと切れるんです。」とWilliamsは言う。彼は、ドライウォールに筋目を入れたりすることを含め、ほとんどの切断作業にSliceのカッターナイフを使用することを推奨している。

建設業は厳しい仕事である。Wesley Williamsは、Slice製品の耐久性を評価している。3ヵ月以上にわたってSlice製品を使用して実演を行ってきたが、その使用にもSliice製品は耐えるものであった。「まだ刃が一度も折れていないですし、これは良いところだと思います。」と彼は言う。

労働安全衛生(OHS)の専門家は、Slice安全刃の刃先自動収納式ツールを推奨する。「Sliceの安全刃ではない従来の手動式ナイフを落としてしまったら、鋼製先芯の入った安全靴を履いていないと切り傷を負ってしまうでしょう。」と指摘する。一方、「Slice製品を落としてしまっても、ケガをすることはないし、自分で突いてしまっても切れません。」と言う。古い習慣はなかなかなくならないものであり、安全文化をしっかりと構築していく必要がある。コンプライアンス向上に向けた専門家のアドバイスは、危険なツールを使わないというものであった。

最後に、Williamsは、作業員が使っている製品の見た目にも関心があることに気づいた。「個人用防護具(PPE)ですが、作業員たちは見た目が良さそうなものは何でも使ってみたいと思っています。」と言う。Slice社は、Ledcor社の作業員の興味を引くことのできる製品を提供し、安全性の確保にも役立てることを嬉しく思う。

  • 減少

    刃先自動収納式のSlice製品の使用による、偶発的な裂傷によるケガの発生